2014年公開のフランス映画「美女と野獣」
この作品は、ベルが抱える罪悪感。
王子が野獣に変えられてしまう理由。
王子が犯した罪を紐解いていく切なく
悲しいラブストーリです。
大人をも魅了する傑作の作品
母親が子供たちに物語を読み聞かせ、
そして物語を読み終えると……
◆作品情報
公開年:2014年
監 督:クリストフ・ガンズ
制作国:フランス
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美女と野獣:DMM TV
◆INTRODUCTION
母親が一冊の本を開き、子どもたちに
読み聞かせます。
「LA BELLE ET LA BETE 美女と野獣」
むかし、裕福な商人がいました。
優しく勇敢な商人は、妻が亡くなったあと、
6人の子供に愛を注いでいました。
ある日、商人の財産である三隻の船
マーメイド号、トリトン号、リバイアサン号は、
大航海から戻る途中、嵐に呑まれ積荷もろとも
姿を消したのです。

すべてを失った商人は、家族とともに
田舎の小さな家で慎ましい生活を送ります。
華やかさは消え去りましたが、そこには穏やかな
日々と、確かな温もりがありました。
田舎で暮らし始めて数日が経ったころ、
三隻のうち一隻の船と積荷が見つかります。
商人は、船と積荷が見つかったことを家族に
話しますが、、ただ一人、末娘のベルだけが
顔を曇らせていました。
気になった商人は娘のベルに尋ねると、
「兄弟たちが、
自分勝手に暮らす元の生活に戻るより、
この田舎で暮らしていたかった。」
その言葉は、慎ましくも真っ直ぐでした。
兄弟たちは、贅沢を取り戻そうと欲しい物の
リストを差し出してきます。
商人はベルにも尋ねると、少しだけ微笑み、
「一輪の薔薇が欲しい」と言うのでした。
長男のマキシムと港に向かった商人は、
無情にも積荷のすべてを借金の返済に奪われ、
怒った長男のマキシムは飛び出していきます。
商人は、マキシムを探しに行きつけの酒場に
立寄ると、マキシムが借金を踏み倒した相手、
ペルデュカスに出会い襲われそうになります。
何とかその場を逃れた商人は、吹雪の中で
道に迷ってしまい、森の中をさまようことに
なります。
ようやく灯りを見つけ、古城へと
たどりついた商人は、城の中へ入ると、
そこには、たくさんのご馳走が用意されており、
お腹のすいている商人は、一心にご馳走を口に
するのでした。
空腹を満たした商人は、娘のリストに書いてある
ドレスや化粧品など置いてあることに気づき、
それらを持ち帰ることにします。
城を去ろうとしたそのとき、
庭園に咲いている薔薇を目にします。
末娘ベルへのお土産としてその薔薇を
摘み取った瞬間、低い声が闇を裂きました。
「一番大事なものを盗んだな」野獣が姿を現し、
商人の命が薔薇の代償であることを告げます。
そして、家族と別れの挨拶をするため、
一日の猶予を与え解放します。
「もし戻らなければ…
お前の家族を、ひとりずつ殺す」
商人は家に戻ると、事の次第を子供たちに
話し別れを告げます。
それを聞いた末娘のベルは、心の中にある
罪悪感から父親を部屋に閉じ込め、
身代わりとして野獣の城へと向かうのでした。

ベルの抱える罪悪感。
野獣となった理由とその罪とは・・・。
◆CAST
野獣/王子(ヴァンサン・カッセル)
ベル(レア・セドゥ)
商人(アンドレ・デュソリエ)
ベルの父親。
プリンセス(イボンヌ・カッターフェルト)
ペルデュカス(エドゥアルド・ノリエガ)
ならず者のリーダー。
アストリッド(ミリアム・シャルラン)
ペルデュカスの恋人であり占い師。
マキシム(ニコラ・ゴブ)
ベルの兄。
アンヌ(オードレイ・ラミー)
ベルの姉。
クロチルド(サラ・ジロドー)
ベルの姉。
ジャン=バチスト(ジョナサン・ドマルジェ)
ベルの兄。
トリスタン(ルーカ・メリアヴァ)
ベルの兄。
躍動感に溢れた影像美
ディズニー実写映画[美女と野獣]
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