追憶・愛と青春の日々『アナザー・カントリー』

ディープな書き出しかもしれませんが、
男色・衆道・BL など、表現は様々ですが、
日本でも男性が男性を愛することは
昔からありました。 例えば、
女人禁制が多い僧侶、武士の間において
多くあったようです。

なぜ?こんな話からはじめたかというと、
引越し後、何十年も開けることなく
放置していた段ボール箱の中に見つけた
1冊の映画のパンフレット。

閉鎖的な社会で過ごす少年の青春を描いた作品
1983年公開『アナザーカントリー』



◆作品情報

公開年:1983年
監 督:マレク・カニエフスカ
原 作:ジュリアン・ミッチェル

同性愛について否定的な考えはありません。
この世界には様々な愛の形があります。
これが愛だ!
と定義づけることはできないと思い
ます。
しかし、とは相手を思いやり愛しむこと
相手を傷つけることは決してではない。

同性愛であっても、
相手を思いやり愛しむのであれば、
美しい愛の形であると思います。

ただ、僕自身は、
男性を愛する対象として見る事はできない。


◆INTRODUCTION

モスクワのアパートを訪れた
女性記者のジュリー・スコフィールド。
彼女が尋ねた人物とは、かつてスパイとして
祖国を裏切りった年老いた男性 ガイ・ベネット。
女性記者は、なぜ特権階級の者が祖国を裏切り
スパイになったのか記録するため訪れたのです。

質問を投げかけるジュリーに対しベネットは、
「まだ、詳しいことは話せないが、
その代わり背景は話せるよ。
軽蔑すべき英国的背景すべてをね。」
と言い、彼が全寮制の学校で過ごした日々を
振り返りながらゆっくりと話しはじめます。

戦死した卒業生をたたえる追悼式の日でした。
学校の中庭で賛歌を歌っている中、ベネットは
他寮の青年ハーコートに目を奪われます。
そして同じ日、追悼式に参加していない寮友の
マーティノが他寮の男子と愛し合っている現場を
舎監に目撃され、羞恥心から首を吊って自殺する
事件が起こってしまいます。

事件が及ぼした影響は大きく、自治会幹部たちは
動揺します。そんな中、
「寮の風紀が乱れきっている。浄化が必要だ!」
と、ファウラーが声を荒げるのでした。

ベネットは、そのような事があった中でも、
追悼式で目を奪われたハーコートが気になり、
意を決し「一緒に食事をしよう」と書いたメモを
すれ違いざま、彼の胸ポケットに入れます。

約束の当日、夕刻からホテルのレストランで待つ
ベネットのもとにハーコートがやってきます。
2人は、高級シャンぺンを飲みながら会話を重ね、
互いの距離が近づいていくのを感じるのでした。


[広告]
【Amazon Prime Video】


◆CAST

ガイ・ベネット(ルパート・エヴェレット)
祖国を裏切りモスクワで生活している元スパイ。

ジェームス・ハーコート(キャリー・エルーズ)
ベネットが愛する人。

トミー・ジャド(コリン・ファース)
寮の仲間。親友。

バークレイ(マイケル・ジェン)

デラヘイ(ロバート・アディ)

デヴェニッシュ(ルパート・ウェインライト)

ファウラー(トリスタン・オリヴァー)

メンジース(フレデリック・アレクサンダー)

ガイの母親(アンナ・マッシィ)

ジュリー・スコフィールド
(ベッツィ・ブラントレイ)
インタビュアー。


◆ひとこと

もう30年以上前の話なのですが、
よく遊んでもらっていた中学生のお兄さんが、
「このあいだ、この映画見てきたんだ。
いい映画だったよ。」
と渡してくれたパンフレット。

そのときパンフレットを読んだ覚えはないが、
「外国の人ってカッコいいな!」
と思ったことだけは覚えています。
そして、映画を観てきたお兄さんが
すごく大人のように感じました。


※ブログ内で使用しています画像などに問題がありましたら、[CONTACT]より連絡をお願いします。取り下げ、削除など早急に対応します。


[広告]
【Amazon Prime Video】


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です