静かに心を濡らす、爽やかな恋の物語『恋は雨上がりのように』

恋――それは、愛情をよせ思い慕うこと

心を活性化させるエネルギー源
それが、恋の力なのかもしれません。

今回紹介するのは
2018年公開の映画『恋は雨上がりのように』

思いをまっすぐに伝える女子高生と
その気持ちを受け止めきれず
とまどう中年男性が織りなす
爽やかですこし切ない恋の物語です。

キャストやストーリーがとても良く
素敵な作品に仕上がっています。



 

◆作品情報

公開年:2018年
監督:永井聡
原作:眉月じゅん

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◆INTRODUCTION

橘あきら 17歳。
感情を表に出すのが苦手で、
いつも無愛想に見られてしまう女子高生。
陸上部のエースとして期待されていたが、
右足を怪我したことで気力を失ってしまう。

そんな時に出会ったのが、
ファミリーレストランの店長 近藤正己

冴えないけれど、どこか温かい――
そんな彼に、惹かれていく あきらは、
近藤の勤務するファミリーレストランで
アルバイトをはじめます。

ある出来事をきっかけに近藤と
ファミリーレストランに行った時、

「わたし、店長のこと好きです」

想いをまっすぐに伝えます。

すると、近藤は戸惑いながら

「ありがとう いや~よかった
オレ、嫌われてると思ってたよ」

と答えるのでした。

そんな近藤の返答を聞いたあきらは、
自分の気持が伝わっていないと感じます。

数日過ぎたある日、
怪我のためアルバイトを休んでいたあきらは、
雨の中、アルバイト先の店を訪ね、
もう一度、近藤に自分の気持を伝えます。

「あなたのことが好きです」

呆然とたたずむ近藤正己

果たして、この恋の行方は・・・・・


◆このシーンがすき

♡人を好きになるのに理由なんていりますか?

♤ 同年代の子を好きなら理由はいらないけど、
オレと橘さんなら理由はいると思うよ。
45歳…
夢も希望もなんにもない
カラッポの中年なんだよ 僕は

…僕って言った。

この場面に、ふたりの距離が見える。
“告白を拒む”ことで相手を思いやる優しさ。
“言葉にできない想い”を拾い上げる切なさ。

恋は、受け入れることだけがすべてではない。
相手を想うからこそ、
踏みとどまることも愛の形。
そんなことを静かに教えてくれる場面です。


◆この台詞すき!

本ってね
一方的に勧められて
読むものではないんだよ
今日ここに来たということは
どこかに
橘さんを呼んでいる本があるはずなんだ
それはきっと今の橘さんに必要な本なんだよ

きっと
橘さんを呼んでいる本が見つかると思うよ

ーーー近藤正己

これからの時期、
雨が降ることが多いと思います。
そんな日に、
雨音を聞きながらこの映画を観ませんか?
爽やかな気分に浸れるかもしれません。


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◆CAST

橘あきら(小松菜奈)
陸上部に所属し短距離走の選手
部活の練習中にアキレス腱を断裂してしまう
レストランでアルバイトをしている

近藤正己(大泉洋)
Cafeレストランガーデンの店長
45歳バツイチ
別れた元妻と暮らす息子が一人

喜屋武はるか(清野菜名)
橘あきらの幼馴染で、同学年
陸上部に所属し長距離走の選手

橘ともよ(吉田羊)
あきらの母親
夫とは離婚している

近藤勇斗(懸田怜央)
近藤正己の息子
離婚した母親と暮らしている

九条ちひろ(戸次重幸)
小説家
近藤正己の大学時代の友人

西田ユイ(松本穂香)
Cafeレストランガーデンのアルバイト仲間

久保 佳代子(濱田マリ)
Cafeレストランガーデンで働くウェイトレス

加瀬亮介(磯村勇斗)
Cafeレストランガーデンのアルバイト仲間

吉澤タカシ(葉山奨之)
橘あきらのクラスメイト
Cafeレストランガーデンのアルバイト仲間

大塚(篠原篤)
Cafeレストランガーデン男性社員
キッチン担当のシェフ

倉田みずき(山本舞香)
橘あきらに憧れる他校(南高)陸上部1年生


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恋は雨上がりのように/DMM TV


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